「2025年問題」をご存じでしょうか。団塊の世代が2025年に75歳以上の後期高齢者となる社会を迎えることです。2025年は、5人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上という超高齢社会に突入します。

2025年に必要とされる看護職(保健師・助産師・准看護師を含む)の数は200万人。2014年の就業看護職は約160万人。この不足をどう補い、それと同時にいかに質を高めていくかが課題となりそうです。 国は2015年10月に、改正看護師等の人材確保の促進に関する法律(以下、看護師等人材確保促進法)を施行しました。これは、看護師等の復職支援をより一層強化し、来る2025年までに看護師等を確保する … 2025年問題とは?進行し続ける後期高齢者の増加、それに伴う社会保障費、医療費の負担額増加に対して、私たち自身はどう対応していくべきでしょうか。超高齢社会となる日本において、2025年までに起こりうる問題を挙げながら解説します。 11校(1991年度)だったのが、今や226校に(2014年度)──。いったい何の数字かといえば、看護学部・学科を設置した看護系大学の数である。 2025年問題とは?それは、今日本が直面している課題の一つです。 今後、10年間ほどで日本の人口は15歳から64歳の生産年齢人口が7000万人ほどまでに減少することが予想されています。その一方で、全人口に占める高齢者の割合は増加を続け、2025年には以下のように予想されています。