中学受験の場合の数で特徴的な出題である道順問題について解説していきます。 道順の問題には大きく分けて2つの解き方があります。 書き出していく解き方と、計算で求める解き方です。 中学受験の場合の数で特徴的な出題である道順問題について解説していきます。道順の問題には大きく分けて2つの解き方があります。書き出していく解き方と、計算で求める解き方です。初めのうちは、書 …

道順の場合の数を求める別解を解説します。「書き込み方式」などと呼ばれるものです。点 A から頂点 P にたどりつくための最短の道順の数を N(P) と書きます。目標は N(B) を求めることです。書き込み方式では A の近くの頂点から順々に,各頂点 P に N(P) を書いていきます。具体的には N(P) は,P の左の頂点を通る最短経路の数と,P の下の頂点を通る最短経路の数の和です。よって,左の頂点の数字と下の頂点の数字を足したものを P に書いていきます。例えば青い点に行くには赤い点か緑の点のどち … 中学受験の場合の数を苦手とする受験生は多くいますが、最低でも「計算で求められる問題」については間違えずに得点できるようにしたいものです。場合の数で一番よく使う”並べる”と”選ぶ”の計算方法の違いを明確にして得点を伸ばしましょう。 前のページで樹形図の書き方を学習しましたが、樹形図を書かずに、計算だけで場合の数を求めることができます。樹形図は非常に分かりやすく便利なのですが、答えが「30通り」を超えた辺りから書くのがしんどくなります。計算だけで出せれば、それはもうとっても楽です(サボれます)。ですが、計算で求めるためには、樹形図をしっかりと理解していなくてはいけません。なので、樹形図を書く練習をしっかりとやってから計算での求め方を学習しましょう。(ここはサボれない) 場合の数の中の道順が何通りあるかを求める問題です。 やり方が分かっていれば、解きやすい問題です。 基本的なことを理解して、確実に出来るようにしましょう。 道順の考え方 考え方を問われる問題も良く出題されるので、考え方からしっかり理解するようにして下さい。 何通りあるかを求める問題を「場合の数」と言います。 中学,高校でも習いますが、受験算数では超頻出で簡単な問題から超難問まで出題されます。 多くの受験生にとって手強い分野なので基礎基本を大切に …