つまり、定数は微分したら絶対に0になります。 それもそのはず、 $\displaystyle{y=a}$ のグラフはx軸に平行な直線なので、 接線の傾きは0、つまり横のグラフになります。 まず、数学2の微分で扱う基本的な復習をし、微分と傾きの関係を確認したのち、本題の三次関数に入ります。 微分計算の簡単な復習. 例えば、" のグラフの における接線の傾きを求めましょう"というような問題が出たとします 微分係数 は接線の傾きでしたね. さて、ここではごく簡単に数学2の微分で利用する計算を復習しておきます。 x n を微分するとn・x (n-1) となります。 ですので、先ほど紹介した微分係数の定義式に当てはめて計算すると、この答え … 座標の表し方によって、2 通りの書き方ができるのですね。 微分係数は、個々の点における接線の傾きなので、点の位置によってどんどん変化するものです。 いろんな点における微分係数を求めようと思うと、各点において上記の式を作る必要があり大変です。 この接線の傾きを求めるにはどうしたらよいでしょうか? それには、まず以下のグラフを考えましょう。 この場合、青色の直線は、接線とは大きく異なっています。 曲線と、2つの点で交わっているため、接線ではありません。