二酸化硫黄を酸化バナジウム(Ⅴ)触媒のもと酸化して三酸化硫黄をつくる 三酸化硫黄を濃硫酸に入れて発煙硫酸にした後、発煙硫酸に希硫酸を入れて濃硫酸をつくる。反応式の水は濃硫酸に含まれる水。 ※酸化バナジウム(Ⅴ)…v 2 o 5. オストワルト法 rtecs 番号 分子量 化学式 14) 十三酸化六バナジ ウム(iv, v) 12037-42-2 - - 513.64 v6o13 (注)物質名に併記したローマ数字は、酸化数を示す (2)物理化学的性状 バナジウム及び主なバナジウム化合物の性状は以下のとおりである。 no 化学式 性 状 2)窒素酸化物に関する規制の制定 昭和40年代に入り、光化学スモックが大きな公害問題となった。これは、工場や自動車から排出される窒素酸化物や炭化水素(揮発性有機化合物)が紫外線を受けて光化学反応を起こし、有害な光化学オキシダントを生成することによる。 ベンゼンの反応②(酸化反応) ベンゼンは一般的な酸化剤(kmno 4 ・k 2 cr 2 o 7 など)に対しては安定であるが、酸化バナジウム(Ⅴ)v 2 o 5 を触媒として空気(o 2 )酸化すると開環して 「ジカルボン酸の無水物」 となる。 ベンゼンの反応③(置換反応) 固定発生源のSCR 触媒は ( 1 ) 式のStandard SCR 反応 が主反応で,使われる触媒は,酸化チタン ( TiO 2) を主成 分とし,活性成分の五酸化バナジウム ( V 2 O 5),酸化タン グステン ( WO 3) などが添加されている. ディーゼル排ガスの場合は,NO 2 の割合が大きく ( 10 ) 高校科学で学ぶとくに重要な工業的製法は5つあり,そのうちの1つである[接触法(=接触式硫酸製造法)]を説明します.[接触法]は濃硫酸の製法です.主な原料は硫黄で,どんどん酸化させていくことで濃硫酸を作ることができます. ここで、触媒について簡単に説明します。触媒とは、 少量で化学反応の速度を速くする物質のことです。ボイラーの排気ガスを出す煙突の途中に、蜂の 巣(ハニカム)状に成形した触媒(ここでは、酸化バナジウムを酸化チタンの表面に化学的に固定 る反応に有効な触媒であった。 (5) バナジウム触媒 酸化バナジウム触媒 (v 2 0 5) は,接触法における硫酸製造法 の触媒として有名である。その他,ナフタレンあるいはオルトキシレンの酸化に