単に足して、あふれたら、あふれを無視する。(あふれたら、というのは、全体のビット数を越えた時のこと。)(注!!! 代数学2 の配布資料など 川口周 大阪大学理学研究科数学専攻 代数学2 は,3 年生2 学期の選択科目(演義付き)で,環と環上の加群の講義です.私は,2010 年度と2011 年度に代数学2 を担当しました.2011 年度1 学期に代数学序論の科目を担当したこともあり∗,2010 年度と比 つの つの 実数の和差積商は,いずれも実数である である. 自然数の四則 自然数の 整数の 数の集合と四則 , , , , , , , i-2602. : 2の補数表現でない場合は、あふれを無視してはいけない。)8ビットで考える。最初の例として 7 + 5 を計算してみる。2進では、00000111 + 00000101 である。次に、一方が負数であるような例として、4 + (-3)を考えよう。あふれが出た時に、1番の上のケタの1をなぜ捨てて良いのだろうか?もともと、-3 の2の補数表現を求めたとき、00000000 から無理に 3 を引いている。無理に引く時に、仮に…