ε-カプロラクタム(イプシロン カプロラクタム、ε-Caprolactam) はアミド、ラクタムの一種。分子式は C6H11NO、分子量は 113.16で、融点 69 ℃、沸点 267 ℃。別名 2-ケトヘキサメチレンイミン、2-オキソヘキサメチレンイミン、アミノカプロン酸ラクタム。ヘキサンの両端がアミド結合でつながった構造をしている。6-ナイロンの原料として知られる。 物を合成し,開環重合能を調べた.1950年代から現 在に葦るこの分野の進展はめざましく,したがって重 合化学の中でその歴史は比較的浅い.開環重合は新し 1いモノマーならびに重合触媒の開発,生長末端やモノ マーの定量的反応性および触媒作用の解明,あるいは 報 文 ゴムとε-カプロラクタムの混合系について† (昭和40年8月25日 受理) 水 沼 進*1 前 田 貞 夫*1 白 神 太 郎*1 箕 浦 有 二*2 座 古 寛三郎*2 要 旨 ε-カプロラクタムの開環重合をゴム中で行なうことによって,ゴ ム分子にε-カプロラクタムをグ ε-カプロラクタムの重合反応 (受付1972年6月30日 ・掲載決定1972年9月6日) 望月 聡*・伊藤典次** 要 旨 ε-カプロラクタムの開環,付 加および縮合の各反応速度定数を整理した。つぎに,粘 度 カプロラクタムは、環の構造を持つ炭素数6のアミドで、ナイロンの原材料となる分子。. もともと メタセシスとは組み換えの起こる反応で、触媒があると、二重結合が組み換えられます。 といっても直接組み換わるのではなく、 金属カルベンという中間体を経由 して生成します。 開環重合 前編 講義ノートもくじ >>縮合重合 前編 index カプロラクタム(ε-caprolactam)は、環の構造を持つアミドであり、1分子に炭素原子 6 個・窒素原子 1 個・酸素原子 1 個・水素原子 11 個を持つ物質です。 ポリアミド系繊維であるナイロン6()の単量体です。 チオン開環重合性を示す。エポキシドのカチオン開環 重合は,ネットワークポリマーの研究に携わる者に とって最も身近なカチオン重合といえよう。 これら「ビニルモノマーのカチオン重合」および「ヘ テロ環状モノマーのカチオン開環重合」はFig.1に示