『ホース格納箱』、『消火箱』 の近辺には必ず消火栓があります。 逆に言えば、 『ホース格納箱』、『消火箱』 は消火栓の近くに設置されています。 消火栓にはカギ穴があいており、このカギ穴に器具の先端を差し込み、90度回転させてから引き上げます。 「消火栓ボックス」と書かれているので「ホース格納箱」ではなく「地下式消火栓」と判断します。 消火栓は、半径何メートル以内に1個と定められています(市街・準市街等で半径は変わります。100m~140m)。 屋内消火栓と違い、消火栓から離れた位置にホース格納箱が設けられホースや筒先が別に設置されている場合がある、また、屋内消火栓同様、何時でもホースをバルブに取り付けた状態のものもある。取り扱いは屋内消火栓より習熟が必要である。 エアー抜き穴(左右2か所) 強い日差しを受けるとボックス内部は高温多湿となり内部備品を痛めますが、エアー抜き穴を付ける事により通風を良くして備品を守ります。 屋外消火栓設備の放水用器具を格納する箱は、屋外消火栓からの歩行距離5m以内に設けること。ただし、建築物の外壁の見やすい位置箇所に設けるときは、この限りでない。 屋外消火栓箱には、「ホース格納箱」と表示する。 6 屋外消火栓箱等 開閉弁、ホース接続口、屋外消火栓箱(屋外消火栓設備の放水に必要な器具を格納する箱をいう。 以下この項において同じ。)、始動表示灯及び放水に必要な器具の構造は、省令第22条 … ホース格納箱. 消火栓箱の内部又はその直近の箇所に設けること。 4 屋外消火栓設備の設置の標示は、次のイ及びロに定めると ころによること。 イ 屋外消火栓箱には、その表面に『ホース格納箱』と表示 すること。