ニュートリノの質量はひょっとするとどれも 0 であるかも知れないと長い間思われていたが、そうではないという証拠が最近になって見付かったのだった。それが「ニュートリノ振動」と呼ばれる現象であ …

ニュートリノが振動するって何? 振動と質量に何の関係が?? どうやってそんなことがわかるの? それがあったら何か役に立つの? と謎は尽きぬのですが... まずニュートリノの歴史.

ニュートリノ振動は、ニュートリノの混ざり具合を示す3つの混合角(θ 12 、θ 23 、θ 13 )と、ニュートリノの質量の二乗差2つ(Δm 2 12 、Δm 2 32 )、そして、ニュートリノと反ニュートリノそれぞれの振動の違いを表すパラメータ(δ)を用いて表すことができると考えられています。 )太陽ニュートリノ振動と大気ニュートリノ振動がはっきりと異なる質量差を示すので,上で議論した振動測定においては全て3種類のニュートリノを考慮しました。 残念ながら,何年もの間もう1つの実験から得られた説明できていない結果があります。

ニュートリノには3種類存在することが分かっていますが、最近までニュートリノには質量がないと考えられていました。しかし、飛行中に種類が入れ替わる「ニュートリノ振動」という現象の発見により、ニュートリノには質量があり、そして三種類のニュートリノの質量(m1, m2, m3)がそれぞれ違うことが分かりました。 太陽ニュートリノや原子炉からのニュートリノの振動の観測からはm1とm2の質量の二乗差m12-m22が得られ、大気ニュートリノの振動の観測からはm2とm3の質量の二乗差m22-m32が …

ニュートリノは電荷を持たず、 のスピンを持つ。 また、質量は非常に小さいが、ゼロではない。 ニュートリノには電子ニュートリノ ()、ミューニュートリノ ()、タウニュートリノ の3世代とそれぞれの反粒子が存在する。これらは電子、ミュー粒子、タウ粒子と対をなしている 。 Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US なぜ宇宙に物質があるのか? ニュートリノの謎にせまる壮大な地下実験. ニュートリノ振動の発見により、ニュートリノがわずかながら質量を持つことが証明されました。それまではニュートリノの質量は0だと考えられていたので、その発見は素粒子の枠組みを説明する「素粒子標準理論」に見直しを迫る、画期的な結果でした。 2020.06.08 20:00; 9,113. 「1930年ニュートリノが考え出される」オーストリアの物理学者パウリは放射性元素の研究をしていました。原子核が出す放射線(ベータ線)のエネルギー分布を研究しているとき、パウリはエネルギーがどこかへ消えてしまうことをどう説明すべきか悩みました。そして「電気を帯びていなくて、知らないうちにどこかへ飛び出してしまう、幽霊のような粒子があると考えるとつじつまが合う」と考えつきました。このとき、パウリはこの粒子を「ニュートロン」と呼んでいましたが、これが今日のニュー …

ニュートリノの存在が最初に 示唆 された そもそもニュートリノとは何かといいますと、簡単に言うと素粒子の一つです。素粒子って何?と思うかもしれませんが、これは原子の中の原子核の中の陽子、中性子を構成している最小単位の粒子です。原子よりも小さいという時点で想像はつくかと思いますが、それはもう信じられないほど小さく、もうこれ以上小さくすることは出来ないほど小さな小さな物質のことを素粒子というのです。その質量を発見するというんですからもうこれだけでもノーベル賞受賞するのが納得なほどです^^; ニュートリノ …